About

2021年に閉館した原美術館
当財団は、現代美術を介した国際交流の促進により、日本の現代美術の発展、作家の育成に資するとともに、広く優れた現代美術作品を紹介し、わが国の芸術文化の発展に寄与することを目的に1977年に設立されました。
当財団を運営母体として1979年に品川の御殿山に開館した原美術館は、創設以来現代美術館のパイオニアとして様々な活動を続けてまいりました。中でも作家やキュレーターなど多くの才能を発掘したシリーズ企画展や、日本の優れた現代文化を欧米に紹介した海外巡回展は高い評価を博し、国際舞台でも最も魅力のある美術館のひとつとして数えられました。
1988年には群馬県渋川市に別館ハラ ミュージアム アークを開館し、両館とも登録博物館として、また、国内では数少ない現代美術専門館として優れた今日の芸術を展観するとともに、日本文化の現状を海外に紹介する活動を続けてまいりました。
当財団では、原美術館、ハラ ミュージアム アーク両館の長年にわたる美術に関する啓蒙活動や国際交流の実績が評価を得て、2011年10月に内閣総理大臣による公益財団法人としての移行認定を受けました。
なお、原美術館は建物の老朽化等の為に2021年に閉館し、ハラ ミュージアム アークを原美術館ARCと改称し、ここに展覧会活動を集約致しました。
原 俊夫
1935年東京生まれ。学習院大学政治経済学部を卒業後、米プリンストン大学留学。1977年アルカンシエール美術財団を設立、理事長に就任、現在に至る。
ニューヨーク近代美術館国際評議委員会副会長、ホノルル ミュージアム オブ アート名誉理事などを歴任。
2017年フランス共和国レジオン ドヌール勲章オフィシエほか受章多数。
| 名称 | 公益財団法人 アルカンシエール美術財団 |
|---|---|
| 設立年月日 | 昭和52年12月14日 |
| 代表者 | 理事長 原 俊夫 |
| 所在地 | 東京都品川区北品川四丁目7番6号 ラ・トゥール御殿山1階 |
| 連絡先 | 03-5423-1603 |
原美術館ARCは、現代美術の専門館である原美術館(東京・品川。1979年開館、2021年1月閉館)と別館ハラミュージアムアーク(群馬・渋川。1988年開館)を2021年4月に統合した美術館です。青い空と深い緑に抱かれた豊かな環境での美術体験を特長としています。
当館の収蔵作品の主軸をなす「原美術館コレクション」は、理事長の原俊夫が財団設立時から収集してきた1950年代以降の世界の現代美術コレクションです。
抽象表現主義やポップアートなど、20世紀美術を彩った欧米の巨匠の作品群から、草間彌生、奈良美智といった今日の世界のアートシーンの第一線で活躍を続ける日本人作家まで、多岐にわたる表現を網羅しています。
また、明治の実業家・原六郎(1842-1933)が収集した近世日本絵画、工芸、中国美術などを「原六郎コレクション」として所蔵しています。
なかでも国宝「青磁下蕪花瓶」や重要文化財「縄暖簾図屏風」、円山応挙「淀川両岸図」、狩野一門による「三井寺旧日光院客殿障壁画」が代表作です。
※いずれも画像転載不可

奈良美智「Eve of Destruction」2006年
©Yoshitomo Nara

草間彌生「ミラールーム(かぼちゃ)」(内部)1991/1992年
©YAYOI KUSAMA

国宝「青磁下蕪花瓶」
当館の建築は、プリッカー賞を受賞した磯崎新が手がけました。榛名山の峰々と呼応するピラミッド型の屋根が印象的なギャラリーAと、開放的なギャラリーB・C、そして書院造に想を得た静謐な和風空間「觀海庵」で構成されています。広々とした庭では、アンディ・ウォーホルやオラファー・エリアソンなど、国内外のアーティストによる屋外作品を鑑賞しながらの散策もお楽しみいただけます。

原美術館ARC全景

現代美術ギャラリー

特別展示室「觀海庵」内観

榛名山と特別展示室「觀海庵」
撮影:齋藤さだむ
| 住所 | 〒377-0027 群馬県渋川市金井 2855-1 |
|---|---|
| 連絡先 | 0279-24-6585 |
| URL | https://www.haramuseum.or.jp/ |